生命保険はなぜわかりにくいのか ?
生命保険はわかりにくいという先入観だけ。3 つの基本形を学ぶことで、ほとんどの保険商品を理解することが可能。
自分の必要保障額と必要期間が算定できれば、多くの保険商品の中から選んで当てはめればよいわけです。
でも、生命保険の基本を理解していなければ選ぶこともできません。ここでは生命保険の基本を理解しましょう !
生命 ( 死亡 ) 保険には大きく分けて、終身保険、養老保険、定期保険の 3 つの基本形があります。
終身保険
保険期間は一生涯 ( 終身 ) 継続します。
掛け捨てではなく貯蓄性があります。解約返戻金は払込期間が満了すると、払込総額を超えることもあります。
保険料は変わることなく一定です。
保険料の払込期間は 10 年、15 年、60 歳、65 歳、終身払等から選べます。
- お葬式費用、相続費用、学資・老後の生活資金等の貯蓄に活用されます。
養老保険
保険期間は契約時に一定期間を設定します。10 年、15 年、20 年、60 歳、65 歳等から選べます。
掛け捨てではなく貯蓄性があります。満期時に生存している場合、死亡保険金と同額の満期保険金を受け取れます。
保険料は終身保険と比べて割高です。
保険料は変わることなく一定です。
- 貯蓄、学資・老後の生活資金等の貯蓄に活用されます。
定期保険
保険期間は契約時に一定期間を設定します。10 年、15 年、20 年、60 歳、65 歳等から選べます。
掛け捨てです。保険期間が長期の場合は解約返戻金が発生することもあります。
保険料は保障する期間 ( 保険期間 ) が短く、また掛け捨てのため、終身保険、養老保険と比べて割安です。保険期間が短いほど、保険料は安くなります。
保険期間が満了すると、自動更新特約により同一保険期間延長されます。その場合、保険料はその時点の年齢で再計算されるため、当初の保険料よりも値上がりしていきます。
- お子様が独立するまでの生活費や教育費あるいは住宅ローンの返済資金のように期間を設定して、あらかじめ保障が終了することが前提とした保障に活用されます。
保険期間は必要とする期間で設定すべきですので、充分検討することが必要です。